2024年 9月 の投稿一覧

Kemper OS11.01Beta 改善された機能とKemper Playerの有料アップデート

数日前からKemperのOfficialチャンネルが意味深な動画をYoutubeにアップしてたんですが、その答えがこれ

今回の目玉はOS11.01Betaのリリースにあわせて用意されたKemper Playerの有料アップデート

LEVEL IIとIIIが用意されてるKemper Playerの有料アップデート

ざっと見た感じ、LEVEL II (LEVEL Iは現状のPlayerの事らしい)でKemper本来のFXがほぼ全部解放される形。
地味にKemper DriveとかRATTのモデリングとかPlayerにはなかったし、空間系もだいぶ強化されるのでこれはこれでうれしい。 27,935円也

そしてLEVEL IIIはなんとFXスロットが4→8になってLOOPERやパラレルパスやスピルオーバーも対応。
これが 23,255円也

ちなみに、LEVEL IIIのみの購入はできず、両方同時に購入で少し安くなって 48,300円

僕はどうするかというと、EVENTIDE H90を持ってなかったらIIIまでアップデートしたと思うけど現状は全然必要ないので見送りです。

OS11.01 BETAでインターフェース機能が進化

今回のアップデートでKemperのオーディオインターフェースの機能が進化しました。進化というか今までドライバーにAsio4ALLを使用してたんですが、今回からKemperで専用のドライバーが組み込まれました。

BETA版を入れると、RIG MANAGERにPROFILERのAUDIO MODEっていうのが追加されます。
これの Native Audioを選択すると

DAW上で、KEMPER PROFILER ASIO driver というのが出て選択できるようになります。

注意点はRIG MANAGERの設定を変える前にCUBASEなりのDAWでこのDriverを選択すると 見つかりません! って出て適用されません。 必ず順番に設定しましょう。

レイテンシーも詰められるし、音も文句ないので今後はこれで録音すると思います。 44.1KHz固定だけがネックだけど48kHzが必要なら他のインターフェースを使えばいいのであまり気にしません。

Kemper PlayerのUSB-AポートがMIDIホスト機能に対応

全てのPROFILERモデルは、従来のUSB MIDIクライアント(USB Bソケット経由)としての動作に加え、USB Aソケットを経由したUSB MIDIホストとしての動作もサポートします。

アップデートの仕様書にはこう書いてあるので、てっきりいままでUSB Bポートでしか受けられなかった(AIRSTEPでは)MIDI情報がUSB Aポートでも受けられる?と思ったんですが、現状テストした感じでは変わってませんでした。

もしかしてBから受けたMIDI情報をAを経由して出力できるのか?と思ってMS-50Gなんかと接続してみたけど動作せず。 この辺はまた別途検証してみたいと思います。

MIDI CCでエフェクトのON/OFFが可能に

これ前から出来た気がするんだけど、いや絶対出来たな。普通にライブで使ってたし… Kemper Playerの事かな??

 

 

とりあえずKemper Playerの有料アップデートは見送ったので、先日購入したTwo notes C.A.B. M+をどうやってボードに組むか考えます。

Kemper Playerのアップデートをするなら…

個人的にはKemper Playerを有料アップデートして限定解除するなら、少し他の選択肢も考えていいのかなと思ってます。特にボードにPlayerを組み込む人には EVENTIDE H90との組み合わせが超おすすめ

これのセンドリにKEMPER PLAYERを入れることでステレオルーディングになり、スロットも前後1つずつ増える形になって最強です。 かなり高額だけどそれくらいの価値はあるかと

あとは、Kemperのキャビ部分を思いっきり強化できる Two notes C.A.B. M+

どっちもおすすめです

TMS5 TAKKAN MEETING SESSION vol.5用ウェブサイト

いつもTMSのたびに作ってるんですが、今回も昨日夕方から少し時間作って作りました。
https://www.tapgym.info/tms5

第一回の頃はまだスマホ対応も微妙な時代だったけど、今はほぼスマホでしか見ない時代になりましたね。
とりあえず本番まで9か月近くありますが、今後は基本的にこのサイトを更新して各SNSに告知していく形になります。是非ブックマークを! 各パートや見学の申し込みも↑サイトからお願いします。

  • リクエスト曲への各パートの便乗
  • 記念Tシャツの申し込み
  • 各楽器隊の注意事項
  • 長時間なので軽食の販売の申し込み
  • 二次会の案内
  • 当日のタイムスケジュール

超大事なお知らせなどは、申込時に指定してもらったFBかXでグループメッセを作って配信しますが、できればたまにこのサイトをチェックしていただけると助かります!

基本的にこの辺の対応は全部僕が一人でやってるので、
会場までどうやって行けばいいのとか? 何線ですか?とか 私、僕、誘われてないんですけど…? とか、何に便乗するか悩んでるんですけどどう思いますか? とか… 誰々さんが嫌いなので云々とか… (全部実話です) そういうのは勘弁してくださいw!


もちろん初参加の方の質問とか、サイトに書いてないことの対応は全く問題なく対応するのでいつでも個別にご連絡ください。

TMS5 TAKKAN MEETING SESSION volume5 各パート及び見学希望のエントリー受付開始

2025年6月21日(土) 川崎セルビアンナイトで開催する TAKKAN MEETING SESSION vo.5

先日ギタリストのエントリーを受付開始しました。
今日現在、北海道から九州まで 36人のギタリストの方からエントリーいただいてます。すでに曲数が60曲を超えてますのでここから先のギタリストのエントリーは1曲だけとさせていただきます。 あと2~3人が限界…💦

ということで今日からはギター以外の各パートの受付を行います。
なんでこんなに早くって思われかもしれませんが、人数を確定させたいのと、膨大な曲数の便乗成立作業とか諸々毎回凄く時間が掛かるので、練習時間を長く取ることも考えてのんびりゆっくり進めていければと思います。

ギター以外の各パート及び見学用エントリーフォーム

かなり先の話ですので、もちろん都合によるキャンセルなどはお受けしますのでとりあえず参加表明だけしておきたい。という方も是非入力して送信してください。

また、TMSはすべてリクエストはギタリストが行います。 後程リクエスト曲一覧を公開しますので、それを見てどの曲に便乗するかを表明していただきます。

各パートやリクエスト曲が出そろった段階でまとめて見れる場所を用意しますのでよろしくお願いします。

プリもパワーもキャビもマイクもルームも全部シミュレートするOPUS Two Notes レビュー

せっかくいい機材お借りして色々弾いたのでブログを

つい先日、前から欲しかったOX STOMP買おうかなってつぶやいたところ、
斬新れこーず代表のbabiさんから 持ってるので貸しますよ~ って言っていただき、で実はOXよりおすすめなOPUSも持ってるのでどうですか?ってことで色々調べたら 確かに! って思い図々しくもお借りした次第です。

で、お借りするついでに、babiさんと、B’zコピーで有名なテラーニさんと3人で飲んで色々お話出来て楽しかった!
柚子胡椒で食べる九州の料理も本当に美味しかった。機材借りるのにごちそうになったりで本当すみません💦

お二人のピック

ということでOPUSです

そもそもOPUSは何をするための機材か

殆どの人が興味のないかもしれない機材かもしれませんが…一応説明すると
基本的にはキャビネットシミュレーターが本筋。
つまりラインの音をキャビネットで鳴らした音にするのがこれの役目

1.純粋にキャビを鳴らさないで宅録用に使う。
2.ライブでキャビを鳴らさないで直接PAに送るために使う。

上記の他に、このOPUSはDI BOX(ダイレクトボックス)にもなるので、ステージでアンプを鳴らしつつ、PAには内部でキャビシミュを通した音をラインで送れるという機能があります。
※この場合実アンプのキャビにはマイクを立てない

この方法だとステージ上でもキャビからモニターできるし、お客さんに聞こえる外音も自分で作り込むことが可能です。

と3つの特徴を書いたけど、実際は最近の少し良いマルチならオールインワンでこの機能が入ってるので、さらにキャビやマイクのセッティングをつめたい!とかIRだけじゃ物足りないって人だけが欲しくなる機材です。
あとはアナログのプリアンプとかもってる人にはうってつけだと思います。

Torpedo C.A.B. M+とOPUSの違い

まず黒い筐体がカッコいい….w

で色々調べたところ、

  • キャビネットシミュ
  • パワーアンプシミュ
  • マイキングシミュ
  • ルームシミュ(要はリバーブ)
  • IRローダー
  • EQおよびエンハンサー
  • DIボックス(ヘッドアンプの信号は受けれるが必ずキャビネットもつなぐ必要あり)
  • プリアンプ(クリーンのFENDERのみ)

ここまでは前作のTorpedo C.A.B. M+と同じで、これにクリーン以外の真空管プリアンプシミュが加わった+MIDI対応したのがOPUS。多分だけどキャビやマイク、パワーアンプシミュの内容や使われてるD/AコンバータはTorpedo C.A.B. M+と同じかと思います。

ライバル機種との違い

ライバルはOX STOMPやBOSSのIR-200やMOOERとかHOTONEのIRローダーになるのかと思うけど

  • BOSSのIR-200よりほぼすべての面で細かいセッティングが可能(プリアンプの出来は不明)
  • OX STOMPよりキャビの種類が圧倒的に多くプリアンプも搭載して、ヘッドアンプもつなげるし安い
  • その他のIRローダーはIR読み込むだけなので比較にならない

肝になるキャビシミュの部分はOPUSや前機種のTorpedoに搭載してるDynIRという機能が最大の売りで、通常のモデリングとは違い、実際のキャビとマイクを使って数万ポイントキャプチャしたIRを組み合わせ、それがアプリの画面でキャビの種類、マイクの位置や距離や種類を視覚的に動かすと連動してIRが切り替わって再現されるしくみ。
(OXも同じ方式です) 
これがインストールされてる32種類のキャビと8つのマイクで自由に組み合わせでき、さらに有料のキャビネットも多数用意されてます。

また、パワーンプシミュも搭載しておりこれもなかなか秀逸 真空管の種類も選択できます。

逆に最大のライバルのOX STOMPのメリットは、キャビやマイキングは同じ方式同レベルと思われますが、その後に掛けられるスタジオクオリティの1176コンプやEQなどが使える部分にあるのかなと思います。

ただその部分も自分はapolloを使っており、そこで同じコンプやEQが揃ってるのであまりメリットは感じませんでした。

OPUSのプリアンプの出来

ここまで自分的には文句のつけようがない機材なんですが…
多分新しくOPUSから追加されたプリアンプの出来。

ここに関しては、ゲイン高めのプリのマーシャル系も、5150系も正直これは凄い!っていう感じではないかなと思います。 特にOPUSを欲しくなる層の方は、すでに良いプリアンプなりマルチなりを持ってるはずですので、どうしてもこの内臓のプリを使いたい!っていう所までは行ってないかなと思います。

個人的にはあくまでおまけ的な… でも5150系は十分使えますしそれこそキャビ、マイク、EQ、IRで詰めれば他のアンプも良い音は出ると思います。

結局

あまり長く借りるのもあれなので1週間ちょっとお借りしてすでにお返ししたのですが、結論から言うと結局自分でも購入しました!

ただ、プリアンプ機能は使うことがないと思ったので、OPUSではなくひとつ前の Torpedo C.A.B. M+
これが、ある所でOPUSと一緒に並んで2万円ちょっとで売ってて、この値段なら即買いだなということで購入

今後はKemperと組み合わせて色々使ってみたいと思います

よく見ると筐体もほとんど同じなのね

TMS5 TAKKAN MEETING SESSION volume5 ギタリストのエントリー受付開始します

※ギタリスト用エントリーフォームは一番したにあります
XやFBで告知したようにようやくTMS5の場所と日程決まりました!
本当に色々交渉して二転三転しつつ、当初想定したセルビアンナイトに空きが出て契約完了

TMSの趣旨

通常のアーティスト決め曲のセッションと違うのは、全てギタリストがリクエストしてそれに各パートが便乗するという所だけです。 名前の通り高崎晃さんが大好きなギタリストが集まり、普段バンドをやってない方、遠方の方、やりたい曲がマニアック過ぎてメンバーがいない…なんていう色んなギタリストが集まってLOUDNESSの曲を演奏します。
一応主役はギタリストなので、その演奏をサポートする感覚をもってもらいつつ、他のパートの方も見学の方も一緒に楽しんでもらえると嬉しいです。

前回のギタリスト集合写真

本日からギタリストのエントリーを受付けます

さっそくですが、ギタリストから先にエントリー受付開始します。
今回は人数の関係で1曲の人と2曲の人がいる形になると思われます。 1曲入魂でという方は2曲目は未記入でフォーム入力してください。

集まらないとは思いますが、ギタリストの締め切り定員は70人です。(アンケートでは40人くらいでした)

↓ エントリーはこちらから ↓
TMS5 ギタリスト用エントリーフォーム

他のパートのエントリー、見学の受付などはまた改めてお知らせします。
またエントリー曲の一覧、参加者の一覧、イベントのタイムテーブル等詳細、参加記念グッズの申し込み等は後程専用のサイトを立ち上げて見れるようにします。

以上よろしくお願いします! 皆様の参加をお待ちしてます。

M-Vave chocolate plus ユーザーのニーズを取り入れて改良されたMIDI フットコントローラー

このブログでも何度も取り上げてる小型で安価なMIDIフットコントローラーのM-Vave Chocolate
新しく改良されたplus版が発売されてました。 パッと見の情報だけど色々便利に改良されてるのでそれのまとめ

M-Vave chocolate plus で改良された点

M-Vave chocolate plus で改良された点は2点

  1. USB HOST端子搭載(A-type)
  2. PEDAL端子が6.35mmの標準端子から3.5mmのミニ端子に変更

えっ…たった2点かよと思うかもしれませんが、これは結構というか全く別物くらいの意味を持つ改良点でして、
まずUSB HOST端子が付くっていう事は Kemper Player / ZOOM MSシリーズ / Ampero mini などのMIDI端子を持たない機器と直接有線接続が可能になります。
いままであれこれ面倒くさい設定や他の機器が必要でしたが、それが全く必要なくなる。

またPEDAL端子が3.5mmミニプラグに変わった点も、TRS MIDI接続ができる機器ってほとんどミニ端子なわけで(BOSS GTシリーズとかStrymonのエフェクターとか諸々)いちいち変換プラグが必要なくなるのが大きい。
HX-STOMPやAMPERO IIなど、普通のMIDI端子を持ってる機器とは TRS-MIDI ケーブルがあれば接続できます。(これもほとんどがMIDIーTRSミニプラグなので)

もちろん今まで通りワイヤレスアダプターを使ったワイヤレスMIDI接続も可能なので文句なく素晴らしいコントローラーになったと思います。

弱点はスイッチ間隔が狭いところだけかな….

今のところ日本ではAliExpressでしか購入できないですが、僕は先日みつけてすぐ購入したのでもう少しで到着予定です。 価格も4,000円以下と格安なので超おすすめ。 

山下昌良 Fans Session vol.5 @ 武蔵小金井 Rosy Note 当日使用したKemper用RIGも配布中

8月31日の土曜日、山下さんと一緒にLOUDNESSの曲を演奏できる山下昌良Fans Session、いつもの武蔵小金井ロージーノートで第5回目が開催されました。

1回目からギターのサポート係的なお手伝いをKeiporinさんと一緒にさせてもらっていて、今回もギタリストはギター以外全員同じセッティング。事前にスタジオ入って音作りなどして準備。当日は転換のお手伝いはもちろん、曲中のエフェクトチェンジまでこちらで担当。

続きを読む