こんなマルチ買ってないでUA apollo solo のレビューしろって感じなのですが、なかなかモチベーションが…
ということでなんかギター弾くきっかけが欲しかったので少し前に気になってた超コンパクトなマルチを購入したので少しレビューしたいと思います。
VALETON GP-100 バレトンじゃなくてヴェイルトンね
触れ込みだとHOTONE Ampero と同じエンジンを積んでるとのことでとても気になってました。世間一般の評価だとハイゲイン系は MOOERよりAmperoのほうが上? そんな感じなレビューが多いと思います。 MOOERは過去にGE200を持ってたので比較できるかなと思ってよく考えずにとりあえず購入。
価格は15,800円にクーポンとかポイント色々使って14,000円!
この値段で エフェクター9個同時掛け、アンプモデリング、オーディオインターフェース、エクスプレッションペダル、外部IR読み込み、簡易ドラムマシン、チューナー、ルーパー、AUX端子、カラーディスプレイ、PCエディター…etc 本当に凄い
大きさはペダル付きなのにHX STOMPとほとんど変わらないくらい
プラスチック製じゃないし製品としての質感はむしろGP-100のほうが高級感がありますw 各種ノブもとても良いし、ペダルまで合金で頑丈そうです。
端子は 左から INPUT / OUTPUT LとR / AUX IN / PHONES / USB / アダプター
音に関しては最初ちょっと弾いた時点で うーん いまいちかなと思ったんですが、ちゃんと色々調整したら使える音たくさん作れそうです。
特に良いなと思ったのは Bogner / MESA Mark IV / 5150 / ENGL とかこの辺はとてもいい感じでした。常套手段ですが、ハイゲインのアンプモデリングでもGAINを下げて前段にブースターを入れるのがより弾きやすい良い音になる可能性が高いです。 TS-9のモデリングが定番だけど、GP-100に関してはBOSSのOD-1(SD-1かな?)のモデリングがすごくよくってどのアンプにも合う感じでした。
音に関してはあとで動画にでもしようと思います。
良い点と悪い点
1~2時間弾いた今の時点でのインプレッション
【良い点】
・安くて、コンパクトで、軽くて、オールインワンで見た目も良い
・ライバル(MOOERやBOSSやZOOM等)に比べて商品の質感が高い
・キャビの種類が多い、外部IRが読み込める
・エフェクトはディレイブロック、リバーブブロック等に分かれてるんだけど、Kemperと同じような感じでそれぞれブロック内にプリセット的なものが多数入ってるので初心者の人にもわかりやすい。(リバーブの中にhallとかplateとか色々入ってる)
・エフェクトやアンプ、キャビの順番を自由に入れ替えられる
・PCエディターが分かりやすく出来てる(この辺は中国製にしては素晴らしい)
・普通の9Vのアダプターで動くのでモバイルバッテリーなんかでも動く
【悪い点】
・エフェクトブロックは自由に移動できるけど、複数同じブロックの使用ができない。(アンプ2個とかももちろん出来ません)
・OUTPUT L/R でキャビのON/OFFが分けられない(両方ONかOFFかになる)
・スナップショット的な機能がない
・パッチチェンジで少し音切れする
・アンプブロックを変更した時に対応するキャビネットに一緒に変更されない
・外部スイッチやペダルの対応は無し
まぁ悪い点といってもこの価格帯なのでそれを求める人は殆どいない?かなと思います。
個人的には超万能なHX STOMPの代わりにはならないけど、スタジオやセッションやライブでも十分使用に耐えるクオリティなのは間違いないと思います。
コンパクトな安いマルチ欲しいなとか初心者の人なら絶対おすすめ。